Harley Gas Tank Modified |
チャリネタばかりじゃなくって
たまには仕事の話もせんとなりません^^;
ってなわけで
ハーレーのガスタンクのペイントの時の作業のひとつです。(どんだけ‘の’を使うんだ?)
時々・・・・いや・・・・よくある作業のひとつが給油口の移設(リロケイト)の処理なんですけど
真ん中のまん丸が元の給油口跡地です。 その先にあるのが 新しい給油口。
タンクを本来の位置よりも角度を付けてマウントする際に 必要な作業です。
このタンクは通称‘エボキャップ’用の給油口なんですが、
その口にあわせて丸い鉄板を溶接してあります。
とてもキレイに溶接してあって気分がいいです。(私の仕事ではありません^^;)
で問題は周りの凹み(低い部分)です。 黒い線に見える部分は 溝です。
この溝をスムージングしてからペイントになるわけですが
こんだけキレイに溶接してあると ‘パテでいけちゃうんじゃね?’な気分にさせられます。
でもでも
こんだけの溝をパテで埋めようと(スムージング)すると 後々 パテが痩せてきて
溝のわっかが見えてくることがあるんですね。 それはちとカッコ悪いです。
なので
私は 溝にハンダを流し込みます。
こんな感じです。
溶接で埋めるのもありですが、熱で歪みが出てその修正が大変なので
温度の低い ハンダのほうが より適していると思います。
あとは全体をパテでスムージングしてペイントに突入です。
色が入って仕上がってしまうと 見えなくなる(わからなくなる)部分ですけど
そんな部分にも コダワリを持って作業をさせていただいています。