完成しました、コルナゴC-40。こんな感じ。
前回の記事と比較してもシャープさが感じられると思います。
反対側から見てみましょうこんな感じ。
赤と黒に挿し色白とかいう大正義、カッコいいです。
少し後ろ気味からどぞこんな感じ。
んで黄色がいいアクセントになっていると思います。
オリジナルのペイント(青かったとき)ではこの黄色を
もっとふんだんに使って全体に派手な感じを醸しておりました。
今回は派手さは求めておりませんでしたのでほんの少しの使用で。
真後ろからみるとこんな黄色具合とかストライプスと配色具合とかです。
ホイルがつくとほんの少し見えるかなんかの切欠でチラッと見えるかな程度の使用量が
そそられるんじゃね?と想像しつつグラデーションしております。
んで真後ろから真上まで上がってトップチューブとかこんな感じです。
(サドルにまたがった乗り手からの目線に近い感じ?)
トップチューブの後方(シートチューブ寄り)左側面にはイタリア国旗色のクローバーマーク。
その反対右側面にはアーネストコルナゴさんのサイン。
をそれぞれペイントで入れております。
トップチューブをヘッドチューブ側から眺めて見ましょうこんな感じ。
トップチューブ、シートチューブ、ダウンチューブのそれぞれの
コルナゴロゴとクローバー、C40ロゴは素材の
カーボン地が見えるようにペイントしてあります。
オリジナル(青色のとき)では黒色なので
ひととおりペイントが終わってから最後にロゴペイントでもいいのですが
カーボン地を見せるためにはロゴを一番最初にやらなきゃならんのです。
なにが言いたいかってーと
ここはゼヒともカーボン地を見せたかったので
作業は面倒ですががんがってみた箇所のひとつってことです。
そうでなくても同社のアールデコにも通ずるようなグラデーション多用仕様なので
息を抜ける箇所は少なかったですが(笑
フロントフォーク内側にも隠れキャラを仕込んでおきました。
光の角度で見え隠れするクローバーとロゴ、いい感じです。
今回使用の赤は
フェラーリF1のロッソコルサをイメージして調色しました。
ロッソコルサっていっても年代によって色合いがずいぶんと違うのですが
今回は1980年代、もしくは1990年代の色合いを基本にしてそれをほんの少し明るめに調色。
ジルコチューブの凹凸と相まってステキな陰影を作ってくれる色合いにしました。
今回のオーダーは、
あのさ青いC-40をさ、ロッソコルサで塗ってくれない?
塗り分けはオリジナルな感じで。よろしくね。
ていうオーダーでした、ありがとうございます。
依頼主様からは何度がお仕事を頂いているので
コダワリのある方なのはよく存じておりますが
ロッソコルサの色合いを
126C2 とか 641/2あたりのな!
ってピンポイントでご指示くださる辺りのコダワリ具合は私のやる気を高めてくださいます。
今回の赤、気に入ってくださったようでほっとしました。
コルナゴからはフェラーリとのコラボ車両が販売されています(いた?)が
こんな感じ。
とかこんな感じとか。
この2台の画像を見る限りだと今回ペイントしたC-40のほうが
断然見栄えがよさそう、て思います。よね?
パーツ類が付いて組みあがればさらにかっこよくなることでしょう。
テキトーなパーツで組み上げるわけにはゆきませんよね~(笑
完成を楽しみにしております!
ありがとうございました。